Keep On Riding !

Web Name: Keep On Riding !

WebSite: http://keeponriding.way-nifty.com

ID:70318

Keywords:

Keep,On,Riding,

Description:

トリガーを交換して、マフラーも集合にして、それからがどうも調子が悪い。マフラーの抜けが良くなったんで、キャブセッティングが合ってないのかな?これはリトモに相談しよ。 ということで、やって来ました。あのね、どうも調子が悪いんだよ。ブリッピングすると、失火するような感じで。音も悪いし、マフラーを集合にしたからキャブセッティングを変えないといかんのかな?「うーん、まあちょっと見てみましょう」 早速、ツッチー店長がキャブ周りをいじってくれて・・・「あれ~?う~ん?KORさん、キャブ触りました?」いや、アイドリングが低かったからちょっと上げた位で、何もしてないよ?「う~ん・・・。トリガーは交換したんですよね?その後の進角調整はしました?」ん?!そっかー、それだわ!進角調整、してない(笑)。そーだよねー、進角は調整しなきゃねー。あはは・・・(完全電子式のトリガーって、進角調整なんてしなくていいんだと思い込んでた・・・トホホ・・・)「じゃあ、やっときましょう」お願いします・・・。 ちべ太は進角調整も簡単だ。オイルキャップの隣にある黒いゴムカバーを取ると、ピストン位置が確認できる。エンジンをかけてタイミングライトを当ててみると・・・ 「あ、やっぱり。OTマークが見えるでしょう?これ、圧縮上死点で点火してるってことですよ。つまり点火が遅い、進角が遅れていますね」。ふむふむ。 「取り付けたトリガーをずらすと、進角が変わります。ほら、トリガーの取り付け穴は、ずらせるように位置幅に余裕があるでしょ?」。おお、なるほど。「で、ちょっと緩めに取り付けておいて、こうやってずらすと・・・」 「ね?Sマークが出たでしょ?これが正しい進角位置なんですよ。Sマークの下にある横線を、覗き穴の切り欠きに合わせます。トリガーの取り付けボルトを締め込むと、またちょっとずれますからね、ここは微調整して」。ほ、ほーう。「はい、これでいいです。あと3000回転まで上げてZマークが見えたら、問題ナシです」うーむ。すでに音が違う・・・。今まで正常な点火時期じゃなかったのね。なんか、いい音。ルルン♪って感じだ。「じゃあ、後は同調を取りましょう」 ツッチー店長は、耳と振動など五感を使って同調を取り始めた。同調って、バキュームメーターを使ったりしなくても合わせられるの?「まあ大体分かりますね。これは集合管付けてるから、マフラー2本出しより判りづらいですけどね」す、すげー。職人技や・・・。その後、完調となったちべ太。乗ってみたら・・・なんじゃ、これは!低速から力強く周り、高速まで息つきなしで気持ちいいー!あんなに下品な音だと嘆いていたスパトラも、いい音させてるじゃないデスか!「また調子悪くなったら、持ってきてくださいね♪」ツッチー、かっこいい・・・というわけで、帰り道の高速を気持ちよく(ぬえわkm/hくらいで)飛ばしていると、前方に覆面クラウン発見!あぶねー、すっぱり追い越すところだった・・・。運転席の青い制服のお兄さんから怖い顔でにらまれた。でも、うん、今日はいい気持ち。なので、このまま先まで進んじゃおう。で、夕飯がてら玖珠町の「金太郎」まで足を伸ばした。そういや前回はSRで行ったし、ちべ太が復活してから行ってなかったな。あ、その前回のSR四国お遍路ツーリング、帰ってきてから発覚した重大なトホホが・・・ それはともかく、金太郎ではバイク旅にもぴったりな車庫つきの宿、「高田屋」を開設してる。素泊まり3,500円!金太郎での夕朝食付きで4,500円~?だっけ。九州ツーリングの拠点に、ぜひどうぞ! 金太郎では、「とろとろオムライス」を頂く。うーん、美味い!kiyomako店長は残念ながら不在だったけど、堪能した。それから定番の「みしま温泉」でのんびりお湯に浸かる。ほぼ貸しきり状態だったので、露天風呂で持ってきた本を読む。あー、幸せな一日だったなぁ。先日、輸入していたイグニッショントリガー他を取り付けることに。 フロントカバー(通称、オカメ)を外すと見える錆びたIGトリガー。これはリトモアルベーロで入院時に撮った画像ですな。 そしてこれが今回輸入したIGトリガーアッセンブル。トリガーとコントローラーのセットで、£183(約27,600円)だった。 取り付けのためにオカメを外す。まずはオイルクーラーを外す。オカメは2本のボルト留めなので簡単に取り外せる。 上部にある四角い板がダイオードボード(レクチファイアとも)。交流を直流にする整流器だね。真ん中がオルタネーター。発電機だね。そして一番下についているのが、IGトリガー(通称、茶筒)。 このIGトリガーから出ているコードを取り外す。コネクターは引き抜くだけでは取れないようにワイヤーロックが掛かっている。 BMWの電装コネクターにはワイヤーロックが多用されているので、こんな道具が一つあると楽チン。ワイヤーを飛ばして無くさないように注意。 取り付けてみるとこんな感じ。これじゃ「茶筒」に見えないね。さてこのIGトリガーは完全な電子制御になっていると言う事だった。そこでコントローラーも併せて交換しないといけないらしい。 タンクを外すとフレームに電装関係が集中してある。指さしているのがコントローラー。その左にある赤い箱はレギュレーター。電圧を一定に保つものだ。これも新品を購入していたので、同時交換。ここいらのコネクターにもワイヤーロックが使われているので、紛失に注意。それにしてもBMWの整備性っていいよなぁ。こんなパーツ交換、普通のバイクじゃ簡単に出来ない。あ、また同じ事を書いてしまった。夜間走行中にタコメーターの照明がちらつく。どうも接触不良のようなので、メーターを開けて見ることにした。メーター球の交換手順は以前にもアップしたのでここでは省く。・・・で、タコメーターのウエッジバルブを取り出してみると、 やはり導線が曲がってますね。ちょいちょいと曲げを直して、挿しなおして完了。まあ何かと手の掛かるチベ太だけど、そこは整備性のいいBMWだから自分で何とかしようと思うようになる。パーツも純正からリプロ品、互換品も豊富にあるのがいい。何より先達たちがメンテ手順をネット上にて公開してくれている。こいつと付き合うようになってから、乗るだけではないバイクの愉しみを知ることができて良かったな。交換したサスとマフラーの調子を見がてら走ったついでに、HYODO福岡店に立ち寄りました。ここは4/27にOPENしたバイクウェアストアです。僕は以前からネットでHYODO製品を買っていたので、直営店が出来たのは嬉しいですね。HYODO(ヒョウドウ)はタイトフィットでレーシーなイメージがあります。もともとタイトフィットなウェアが好きなんです。ジャケット1着とパンツを2本持っています。そこで、夏に履けるライディングジーンズとかも欲しいなぁと思い、店内へ。いいもの見つけました。なかなか足長スタイルなストレートデニムです。ヒザにはHYODOお得意のD3O®がカップ状に入っています。この画像だと足長に見えません(笑)。暑い夏にプロテクションウェアをどう着こなすか。これまで暑さを我慢するしかなかったけど、ここ数年の素材進化はこの命題をクリアしてますね。たとえばメッシュジャケットの下に、吸汗・速乾素材のアンダー(それも長袖)を着ると、相当涼しいですよね。さてまたもや出費がかさみましたが、「安全はコストに優先する」という方針なので仕方ないですね。海外通販で購入したリアショックが届いたので早速交換してみた。HAGON(ヘイゴン)という英国製。 まずは右マフラーを外しておきます。次にサイドカバーを取り外して・・・ はい、モノサスが出ました。あ、パニアケースのステーも外しましょう。これはステップに付いているボルトを外しておくだけでOK。 デフケースの辺りを腿で支えて、まずはサス上部を抜きます。ボルトサイズは16mmなんだけど、普通のソケットレンチにそのサイズが無かった。そこでプラグ用のディープソケットを流用する。 リアサスが無くなってスッキリしたチベ太君。落ちたリアは、かなり重い。 上がHAGONですね。過剰な期待はしてないけど、純正モノサスは多分へたってるだろうから、その違いは出るのじゃなかろうか。 再びデフケースを両膝によっこらしょと乗せてHAGONを取り付けます。WPやオーリンズはちょっと面倒そうですが、HAGONの取り付けに難しいことは何もナシ。サスの取り付けトルクは29±3Nm。 右マフラーを外したついでに、マフラー全体も交換。ちょっとお下品な(笑)、スーパートラップ。これ、排気熱が横に出るんだけど、パニアケース溶けないよね? さて、右からの見た目が、かなりスッキリしました。夏仕様といった感じ? 今日は軽く走って、サスとマフラーのセッティングしましょうかね~。6/2から6/3にかけて「受注確認」のメールが来て、6/4に「発送確定」のメールが届きました。それから運送会社の配達状況追跡のサイトを確認すると・・・6/4の16:54(現地時間)に荷受をして、23:39に輸出手続きに入り、6/25の19:15に英国を発ち、6/6の21:41(日本時間)に東京入国、6/7の13:30に博多通関に来て手続き、6/8の16:05に通関完了、6/9の07:20に郵便局へ引き渡され11:11に到着。間に週末を挟んだものの荷受から到着まで、トータル105時間17分、4日と9時間で着いたことになる。いやあ、早いもんですね~。到着時に、関税2,100円と通関料200円を支払いました。クレジットカードからは未だ引き落とされていません。商品価格が£473.76、運賃が£50.50、合計£524.26ですから、£1=152円のとすると、79,688円+関税・通関料込みで、81,988円という計算になります。ちなみに同じ商品を輸入屋BMさんで購入した場合、総額112,000円以上しますね・・・。 最初に来たメールは、支払代行サイトの sage pay からでした。タイトルは「Your order from Motorworks UK Ltd has been processed successfully」とあります。(Motorworks からのオーダーは正常に処理されました)という事ですね。発注内容・金額・届け先などが明記しています。 次に来たメールは Motorworks からです。タイトルは「ORDER CONFIRMATION」とあります。(オーダーの確認)といったところです。まず本文に「Your order, details below, is currently being processed.」とあります。発注(詳細は以下)は現在、処理されている、という事です。この確認は、発送処理が終わるまで数回、来る場合があります。その後、「DISPATCH CONFIRMATION」というメールが届きます。(発送の確定)という感じでしょうか。Parcelforce という物流会社によって運ばれるようです。 すると、その Parcelforce からメールが届きました。タイトルに「Your item is being despatched」とあります。(荷物は発送されています)という事ですね。発送番号が記載されており、Webで配達状況も追跡できるようになっています。ここまで来れば、あとは荷物を待つだけです。到着が1週間以上かかるようであれば、問合せをして見ましょう。ちなみに、クレジットカードから引き落としが出来なかった場合は、Motorworks から「Web order W1370*****01 without payment」などのタイトルで、その旨がメールされてきます。さて今回はMotorworksからパーツ(イグニッショントリガー他)を輸入することに。発注するまでの、その手順詳細を報告しましょう。まずMotorworksのサイトに入ります。 これがTOP画面です。右側にある「SHOP ONLINE NOW」の下段にある、「» New BMW bike parts」を選択。 すると車種を選ぶ画面に移動しますので、自分のバイクを選択。 パーツの種類が色々出てきます。英語標記だと分かり辛いものもありますが、覗いていると慣れますよ。「Carburettors」なんて最初は???でした。そう、キャブレターです。向こうの発音だと、「カービュレイター」か(笑)。今回は「Electrics」を選択。 さらに細かくパーツのカテゴリーが表れます。そこから「Ignition」を選択。 3頁目におめあてのイグニッショントリガーが見つかりました。商品名に「( 2 valve R 1981 on )」とあるのは、「2バルブR・1981年式以降に適合する」という意味ですね。金額表示の「£219.58 INC VAT」とは、VAT(日本でいう消費税)を含む金額。輸入の際は、「£182.98 EX VAT」が購入金額になる。右側に「Show approximate prices in」とありますが、これをチェックすると日本円のおよその金額も確認できます。この場合は「27943.81 JPY EX VAT」と表示されています。日本円で税別27,943.81円、ということですが、実際に支払う時はこのとおりの金額ではありません。カード決済時のレートが適用されます。商品に問題なければ「Quantity」(数量)を確定して、をクリック。 バスケットの中身が出ますので、買い物を続ける(Continue shopping)か精算する(Checkout)するかを選択。 Checkout Order 画面で、「Register a login account on this site」の「Create a login account」を選択する。ログインアカウントを作成しておけば、次回の購入が楽だし、作成しなくても手間は同じだ。 必要事項を記入してログインアカウントを作成する。赤*は必須記入事項。Passwordは、英大文字・小文字・数字を組み合わせて作らねばならない。Confirm Password パスワード確認のため再度打ち込みPassword Reminder パスワードを忘れた時のための言葉「Business Details (Trade Customers only)」は業者向けなので記入しない「Your Bikes」は記入しておくと、不適合なパーツ発注時に確認が来る「MOT Due」と「Service Due」は何か分かりません。オプションなので無視。記入が全て終われば、最下段にある「Next」をクリック。記入漏れがあれば指摘を受けます。注文を進めていくとどこかで「Accept T's and C's」と出てきます。「Please tick this box to accept our terms and conditions」とありますが、。「諸事項に同意します」という意味なので、チェックボックスにチェックを入れます。 注文の確認画面。「Vouchers」は割引券などの事だけど、関係無いから無視。「Delivery Options」配達オプションは「International Parcel」を選択する。「Collection in Person」は英国内のことなので選択しない「International Parcel」(国際小包)は早い便(高額)と遅い便(低額)を選択できる場合がある。確認したら「Next」支払はクレジットカードで行います。進めていくと・・・ sage pay というカード決済システムに入ります。VISAかMASTERしか受け付けていませんね。カードを選択すると・・・ カード情報を打ち込む画面に進みます。国内通販でもやり方は一緒ですね。これで発注作業は終わりです。送料や保険料を含めた最終価格が提示されます。送料は軽いものなら、£13(約2,000円)くらいから送れます。そうそう、英語に自信がないからと翻訳機能を使って日本語表示にしてもいいのですが、翻訳が無茶苦茶すぎてかえって分かり辛いと思います。分からない文言だけをコピペして翻訳しながら進める方法をオススメします。さて次回は発注後から商品到着までの流れを紹介します。 ここまで錆びていてまともに作動し続ける訳がない(笑)。・・・というか、これでよくエンジンがかかるもんだ。BMWのイグニッショントリガーは、愛称「茶筒」と呼ばれ(海外ではBeanCan「豆缶」ですね)、点火時期と進角を決める点火系のキモ。進角をおもりとスプリングに委ねているが、古くなってくると劣化や硬化によってエンジンの掛かりが悪くなったり走行不調になる、というトリガーはOHV定番トラブルの一つ。でも、このトリガーが高い。輸入屋○ーマーでは純正で67,500円?ヤフオクで中古を手に入れても信頼できるモノかどうか判断できないし…。ん?「ガバナー無 デジタル進角」と説明のあるリプロ品が49,500円か。それでも高いな…。よし、この際なので久しぶりに輸入をしてみよう。まずは、どこが最も安いか?だ。検索してみると、トリガーとコントロールユニットのセットが、Motorworksで£183(約28,200円)、EuroMotoelectricsで$325(約33,150円)だった。Moto-Binsでは互換品が£175(約27,000円)であるのだが、国外販売はできないらしい。ところでR100RSの電装系で定番トラブルと言えば、バレオ製セルモーターの破損、コイルにトリガーの劣化、そしてダイオードボード(レクチファイア)の劣化破損だ。セルとコイルは過去に交換済み。運送料が重さによるが5,000円前後するし、今回はダイオードボード他も買っときますか。ダイオードボ-ドとは、整流器のことでレクチファイアとも。発電機(オルタネーター)で発生した交流電流を直流に変換する装置のことだ。ダイオードボ-ドまたはレクチファイアで検索すると先人達の苦労した数々の記事がヒットする。んー、どうもダイオードボードのトラブルは、取り付けゴムマウントが劣化(経年で硬化)することで破損し、激しい振動にさらされてハンダなどは外れる、ということらしい。ダイオードボードも結構な値段なので、ここは取り付けマウントのみを取り替える、という方向でいきましょう。電気の流れを考えたところで、レギュレーターも交換しよう。レギュレーターは電圧を安定させる装置ですね。ともかく、今回の輸入先はMotorworksに決定!世界で最も歴史あるロードレースのひとつ、「マン島TT」に日本人として唯一人、今年も挑戦していた「走って喋れるモトジャーナリスト」松下ヨシナリさんが、5月27日の予選走行中、事故で他界した。'10年4月に鎌田学さんが他界したときのことを思い出す。MOTONAVI誌の河西編集長がご自身のFacebookで訃報に触れて記事をアップされており、共感したので転載させて頂きたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・目いっぱい我がままに生きて、死んでいった友だちがいる。自分の夢を叶えるために、なんでもした。がむしゃらだった。命を懸けて何かをする必要などない時代に、命を懸けてまでやりたいことを見つけて、挑戦した。ぎりぎりまで自分を燃やして、燃え尽きたのだから、幸せだったと思う。ただ、残されたご家族には、謝りたい。もっと真剣に諭し、止めるべきではなかったかと、そう思う気持ちもある。しかし、やらなかったことを悔いて生きていくより、たとえ命を懸けてでも、やらずにはいられなかった。そういう生き方しかできない男だったし、その気持はよくよく、わかっていた。僕には、応援しないから、がんばるなよ……としか言えなかった。いまはまだ、実感がない。喪失感は、時間が経ってから湧いてくるのだろう。人はいずれ無になる。遅かれ早かれ。彼は自分の人生を、人より早いスピードで駆け抜けていっただけなのだと、いまはそう思いたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・松下さんも河西編集長も僕も、ほぼ同世代。40代は、自分の未来が無限に続くわけではないのだと実感し始める年齢ではないかと思う。そして、「生きるとは何か」との問いに、「死ぬとは何か」を併せて考えるようになる年齢。吉田松陰は30歳の死に臨んで留魂録に「人生四時の循環あり」と書き残している。春に種を蒔き、夏に実り、秋に収穫する、そして冬には秋の収穫で醸した酒を楽しむと。気力知力体力ともに充実した人生の収穫期に命を落とすことは、周囲からするとさぞや無念だろうと思われる。しかし松蔭がそうであったように、「生きる」目的が「生ききる」ことにあるのだとすれば、松下さんは人生の目的に近づいていたのかも知れない。たとえ目標には辿りつけなかったとしても、河西編集長が書いているとおり「ぎりぎりまで自分を燃やして」生ききったのだと。僕もこれまで親しい友人を失ってきた。自分自身も事故で周囲の人を心配させた。自分が負っている責任を自覚していない訳じゃない。それでも、バイクから降りられないでいる。そんな僕を「わがまま」」だという人もいることだろう。僕はいま、自分の生を生ききっているか。その問いに「YES」と答えられなければ、バイクに乗り続けることは許されないのかも知れない。実は南阿蘇で、「MOTONAVI cafe in 九州」が昨年に引き続き、開催されたのです。会場となったのは「あそ望の郷くぎの」。天候に恵まれ、素晴らしい眺望のもとで開かれたミーティングでした。前日の深夜、ちょっとお腹もすいていたので、(このまま熊本ラーメンでも食いに行って、ネカフェで寝てから会場に行けばいいかな)なんて考えました。 そう言えば、もともとコッテリ系のラーメンは苦手だったんだ・・・。熊本ラーメンといえば、焦がしニンニクが入っています。いや、美味かったんですけどね。深夜にラーメン、食えないトシになってたな、と。・・・食い終わって胸焼けしつつ、R57沿いのネカフェを目指しました。入店時点で午前4時。まあ4時間は寝れるし、なんとかなるでしょ。8時に起床して出発、南阿蘇まで30分。あら、早く着き過ぎたかな。ではちょいと温泉へ行って昼寝と洒落込みます。11時頃会場へ戻ると、知人が居ました。彼は、ボレロ福岡店のオープニングで出会って、リトモセレーノを紹介してくれた、いわば恩人。他にもマックスフリッツ福岡店の皆さんやHHCの皆さんのお姿も。10年ぶりに先輩と再会したり。 おしゃれな革ジャケットのKさんと。愛車は、「MOTO GUZZI カリフォルニアEV80」。 これはモトグッツィ 80周年の記念モデル特別仕様車で、イタリアの高級インテリアブランド「ポルトローナフラウ」とコラボしたもので、シート、ハンドルグリップ、サイドバッグが本革製のスペシャルモデル。お洒落でした。 10年ぶりの再会を果たしたG先輩。愛車はやはりモトグッツィの850-T3と、マーニ・アルチューロ!。あれ?先輩、昔からバイク乗りでしたっけ?と聞けば、数年前に免許を取ったばかりという。それで希少車の2台持ちって、ハマってますねぇ。 ご存知、MOTONAVI誌の河西編集長。一度休刊した雑誌を復活させるという、並大抵ではない困難を乗り越えてきた編集長に敬意を感じていた僕としては、お会いできて感激!でした。 じゃんけん大会の様子です。一度も勝てませんでした…(ーー;)。その後、阿蘇をのんびりうろついて帰宅。カウルのでかいRSが傾きつつ直進し続けるほど風が強かったのですが、楽しい一日でした。あ、この日の様子は6月24日発売のMOTONAVI65号に掲載されるようです。ツーリングというほどの距離ではないが、とりあえず福岡から長崎まで高速往復をした。 金立SAで一服。うーん、この斜め後姿、好きだなぁ。 大村湾PAでバッタリ知人と逢いました。MOTOGUZZI V7 ですね。僕は福岡から、彼は大分から、ともに長崎を目指して走っていたのでした。失って気づく、その大切さ。16歳からずっと身近にあったモーターサイクル。今回、一年もの間、チヴェッタと離れていたことが、僕にとってのバイクの存在意義を再認識されました。僕にとってバイクって、乗る愉しさだけじゃなかったな。旅の相棒として、とても大切なものなんだと思う。これからどれだけ君と一緒に旅ができるのか、その一つ一つを大切にしよう。そんな事を思ったひと時でした。昨年4月3日に自損事故、7月3日に大雨浸水で水没した愛機「チヴェッタ・ネロ」ことBMW・R100RSが戻ってまいりました!この一年以上、本当に寂しい思いをしていたけれど、また新たな気持ちで乗り続けたいと思います。まずは復旧までの整備経過を記したいと思います。昨年の九州北部豪雨で被災した我がガレージ。車は早期に整備に出したけれど、バイクは後回しに。ちょうど被災の頃に知り合った「リトモ・アルベーロ」さんに修理依頼を出したのが3月くらいかな。リトモに行った状態を店長に画像記録してもらっていましたので、そこから転載。 シリンダーの辺りまで水没していたと思われます。FフェンダーとFフォークの辺りに泥水を被っていた跡が見て取れますね。 茶色い泥が薄くこびり付いています。 ・・・。 ・・・ちょっと泣けてきます。 オイルパンの中は乳化したオイルが・・・。 シリンダーヘッドも・・・ うーん、泥水に犯されていますね。 キャブのフロート室は錆び水。 フロートも泥色または錆び色。 トリガーも錆びています。 当然、トリガーの中までヤラれてますね・・・。 これはロッカーアームベアリングのシールが割れています。ヘッドを空けたので発見。距離を走っている個体にはよく見られる症状のようです。・・・とまあ、こんな具体で、その他にもFフォークにオイル漏れが認められたのでシール交換、油脂類は全て交換、あわせてガスケットやシールもですね。キャブのOHと、タペット調整も含めて、24ヶ月点検もして、外装塗装と車検までお願いしました。リトモ・セレーノで鍛えた確かな技術で、しっかりと走れる車体に復旧してくれた、リトモ・アルベーロの土屋さんには感謝!です。トリガーの交換はしなかった(とりあえずエンジンが掛かった)ので、今後は傷だらけの外装と電装系の交換をメインに、コツコツと仕上げていきます。 向かったのは28番札所・大日寺。さて大日寺は香南市にあるが、ここから先へ進もうとすると、室戸岬方面となり帰路が大変だ。今日はのんびりと戻りつつ早めに帰るとしましょう。ルートは仁淀川に沿って北上し久万高原を抜けるとしましょう。 四万十川もいいけれど、仁淀川も気持ちいい。 久万高原から内子町へ。内子の古い町並み。 内子座。内子町から八幡浜、フェリーに乗って臼杵へ。 午後3時過ぎに着いた臼杵港から下道で玖珠町へ。ここは鉄っちゃんには知られた「豊後森機関庫跡」。 旅の締めくくりは、玖珠町の「金太郎」。店長はR80乗りで、いまや九州ツーリングの帰着点としてバイク乗りには有名なお店だ。 美味しい料理に舌鼓を打ちつつ店長とバイク談義。店長が、「KORさんなら、コレ分かってもらえると思うんですよね」と何やら取り出した。ん?なに?コレ凄いよ! これ、店長創作の箸袋河童くんです(笑)。箸袋をちょいちょいと切って、ねじって、河童さんになっちゃう!これ凄いねぇ!表情もカタチもユニークだし。色んなバージョンが作れるんじゃないの?作り溜めたら、取材が来てもおかしくないよ!・・・いやいや、本当に完成度が高いのである。「やっぱりKORさんになら分かってもらえると思ってましたよ。ウチのなんて『また何かやってる』くらいの反応なんですよね~」という店長(笑)。旅の締めくくりは笑いで終わるのがよろしい。思い立ったら旅に出る。そんなことを叶えてくれるのもバイクの魅力。バイクに乗れていて、幸せだなと感じた二日間だった。Keep On Riding !!GWに突如ポッカリと時間ができた。こんなことは数年ぶり。そこで思い立って四国へ渡ることにした。今から出発すれば、佐伯港04:10発・宿毛港行きのフェリーに乗れそうだ。バタバタと準備をして佐伯港に着いたのが午前3時過ぎ。ところが、まさかのキャンセル待ち!・・・いや、まさかじゃないよね、GWだもの。これで乗れなかったらキツイなぁ。 ・・・とまあ、心配したが何とか乗船できた。高知県の宿毛港に着いたのが07:20。 抜けるような青空が広がって、気持ちいい!今回の相棒は、ちべ太(R100RS)はまだ入院中につき、SR400。宿毛からR56を通り、高知市を目指す。R56ha四万十市を抜けると太平洋に出る。出たところで、道の駅「ビオスおおがた」で一服。ん?なにやらイベントをやってる。どれどれ覗いてみるか。 うおー、なんじゃコレ?海岸にずらりとTシャツがはためいている。 どうもTシャツアート展とやらに出くわしたらしい。そうか、コレがTシャツアートなんだ。以前、同様の企画をしたいと言っていたヤツが居たが、何のことかピンとこなっかたけど、コレかー。うん、いいねー。結構のんびりしてから再び走り出す。 途中、道の駅「あぐり窪川」で、豚のスペアリブを食す。 さて本日の札所第一番目は、34番・種間寺。今日は高知市内の札所を中心に周る予定なのだ。 次に、33番・雪渓寺。 途中のスーパー「マルナカ長浜店」で、メンチカツ、ぶっかけうどん、鯵の握りを買い込んで、桂浜の手前の海岸で昼飯。うーん、旨い!・・・と言いたいが、メンチカツが不味かった・・・(笑)。 お次は、32番・禅師峰寺。ご本尊は十一面観世音菩薩だ。 お次は、31番・竹林寺。高知市五台山にあり、ここまで駆け上がる細いワインディングが楽しい。四国八十八箇所のうち文殊菩薩を本尊とするのはココだけである。息子の高校受験の時にお守りを求めに来たなぁ。お陰さまで、無事に合格致しました。m(__)m。 ここはまた庭園がとても美しい。国指定の名勝にもなっている。 次は、30番・善楽寺。 そして本日の最後の札所は、29番・国分寺。ここまで来て、16:45だ。納経所は17:00までなので、高知市内に戻ることにする。最初は室戸岬まで行って、ライダーズインに泊まろうかと考えていたところ、FBで高知市内の友人が一緒に飲もうと誘ってくれたので、高知泊に変更。しかし、高知市内でビジネスホテルを探すが、どこも満室!こりゃ参ったなー。まあ取りあえず、友人と合流して呑む。飲む。飲んだ~!そしてヘロヘロになった・・・。酒、あんまり強くないんデスよ。寝るところ、どうしたかって?結局、ネットカフェに泊まりました(笑)。水は引いていたので、ガレージまでたどり着くことができた。ガレージの周辺の家屋は、どこも床上浸水をしており、早朝から畳を出して片付けをしている。僕のガレージもやはり見事に浸水していた・・・。パーツ類を収めているプラスティックコンテナやダンボール箱が、ガレージの一隅に泥を被って固まっている。浸水によって一旦浮き上がり、流されたのだろう。そして予想通りに、バイクたちはエンジン部まで水没していたのだった・・・。7月2日より九州北部地方で降り始めた雨は止むことなく次第に強さを増し、一晩中、ごーっという異常な音とともに降り続けた。早朝には河川氾濫の恐れがあるとの一報が入り、程なく避難勧告が発された。午前時8頃には道路の冠水が認められ、9時頃には主要幹線道路が冠水のため通行止めとなり、この地域で車による移動が困難となった。冠水した道路を迂回する車で裏道まで混雑していた。僕は業務上、朝から警戒地区の見回りをしていた。町を流れる河川は今にも溢れんばかりの勢いで堤防すれすれを流れている。どうも上流域では氾濫したようで街中に水が勢いよく流れている箇所がある。冠水部はみるみる水位が上がり、床上浸水をする家屋が出てきた。我々が管理している倉庫も一部浸水していた。車両があちこちで水に浸かってる。慌しく巡回を済ませた後で、ようやく気が回ってきた。そして青ざめた。何だよ、自分のガレージはどうなってるんだ?バイクたちは、どうなってる?あのガレージは川沿いでやばい。まずい。焦りで思考がまとまらない。あわてながらガレージの近くまで来てみた。果たして僕の眼には水面に浮かぶガレージが映った…。ガレージへ向かう道も冠水し、濁流が流れている。ジーンズを濡らしながら川となった道を進もうとしたが、膝上まで水位が上がり強い流れに阻まれて歩くことが困難な状態だ。いつの間にか雨は上がっていたが、僕はガレージの確認をあきらめた。今はもう愛機たちが水没している事を認めないわけにはいかない。それを見たところで、どうしようもないのだ。明日、おそらく水は引きガレージへも行けるだろう。僕は憂鬱な気持ちのまま職場へ戻るのだった。こけたチヴェッタも、見た目ほどの損傷はありません。基本的にはカウルが破損しているだけです。フレームやフォークの歪みはなさそうです。まずはカウルを剥ぎ取ってストリップ状態にしましょう。奥に見えるのは、未だレストア作業が進まないK100ですね。ストリップのR100RSもなかなかカッコイイではありませんか。うーむ、ビキニカウルにするという手もあるかなぁ・・・。買い置きのカウルがありましたので、これを装着したいと思います。塗装についてはまた、おいおいやってゆきましょう。16歳から乗り続けてきた、この魅力的な乗り物。今さら降りろと言われても・・・。しかし、彼の言い分もよく分かります。どうしたものか・・・。しばらくショックでブログの更新も出来ませんでした。。。まあ、自業自得なのですが。深夜に寝不足のまま運転したのがいけませんでした。朦朧とした状態で工事規制の車線変更に気付かず、突っ込んでしまったのです。幸いにも速度は自転車並みだったので、本人はかすり傷ひとつありません。・・・が、チヴェッタはフロントカウルが逝ってしまいました・・・。滑って行ったチヴェッタは、前方に駐車していた工事車両後部に追突して、カウル部分だけがきれいにはまり込んだ感じです。うう・・・ごめんよ、チヴェッタ・・・(T_T)事故は一月前の桃の節句のことでした。車両保険には入っていなかったので、なんとか自力で修復したいと思います・・・。島根県浜田市へ仕事で。鳴り砂の海岸・琴ヶ浜、仁摩サンドミュージアム、石見銀山の大森地区などを回った。臼杵から八幡浜、四万十川と黒潮ラインを抜け、桂浜へ。心許せる友と過ごした幸せなGWツーリング。

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