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地方創生相が発言した一言。「がん」ということばに、患者やその家族から傷ついたという声が多く届いていると日経新聞の春秋蘭に書かれていた。「○○はがん」この表現、確かに何気なく使用してしまうケースがあるような気がする。何気ない一言が、思いもよらぬ人々を傷つけてしまう。「がん」を辞書で引くと「そのものの内部にあって、取り除きようのない障害、欠点」(新明解国語辞典)とある。病気の「がん」からくる比喩なのだろう。しかし、病気の「がん」そのもののとらえ方が、現在では比喩とまったく違ったものになっていると筆者は言う。病気の「がん」は日常的に私たちの体の中で発生しており、正常な人では、発生した「がん」を取り除く機能が正常に働いているので「がん」の発生を抑えられている。「がん」は取り除きようのない障害ではなく、常に取り除かれている障害なのだ。それでは、「そのものの内部にあって、取り除きようのない障害、欠点」という意味で使う言葉としてどういうのがよいのだろうか。体に関することばはなるべく避けた方が無難だ。「重荷」あるいは「お荷物」といったところだろうか。 山口仲美著『犬は「びよ」と鳴いていた~日本語は擬音語・擬態語が面白い』(光文社新書) 著者山口さんの話だと、900年前の『今昔物語集』に見られる擬音語・擬態語を丹念に調べると、5割から6割近い語が現代まで継承されているそうです。 例えば、『今昔物語集』では、コソコソは、すき間から板がひそかに入ってくる音として使われています。ひそかに何かをするとき、コソコソとかヒソヒソなどを今でも使いますよね。 サラサラは、算木置いたり、払ったりする音・波が打ち寄せる音・大量の芋がゆをかきまわす音・蓑を脱ぐ音などに使われているそうです。現代の感覚とは、ちょっと違うように感じますが、現代の我々のイメージと、この時代の人たちがサラサラからいだいたイメージとはそれほど違わないと思います。芋がゆの場合、「中身の芋がゆが非常に少ないのだろうな」などと想像を膨らませることもできます。 ツブツブは、鯰(ナマズ)を切る音だそうです。今では、ひっくり返してブツブツと使っているような気がしますが、非常に近い音だと思います。 キラキラは、日がさしこむさまや物が日に反射して光るさま。これは、現代とまったく同じ使い方ですね。 このように、擬音語・擬態語は、流行語のように流行廃りが激しい言葉に思われがちですが、実はそうでも無いことがわかると山口さんは仰っています。 では、どうしてそういう感覚になるのでしょうか?それは、ここ40年という『今昔物語集』からの900年という長いスケールではなく、短いスケールで見るとわかるといいます。 40年前の資料としては、天沼寧編『擬音語・擬態語辞典』(東京堂出版)を使ったそうです。この時点は、1972年3月から翌年の3月末までの新聞を中心に調査して作られているので、資料としては最適なのだそうです。 40年前の例として、次の例が挙げられています。雨戸というものは、苦労のたね。戸袋からやっと引き出したら敷居が走らず、ガタピシ、ガタピシ。(「毎日新聞」1971年7月11日) 40年前の雨戸といえば、木で作られたものが主流。戸袋から出すのも一苦労だし、出したはいいがそのあと木で作られたレールを滑らすのがまた大変。商品名は忘れましたが、雨戸や木枠の窓を滑りやすくするためにレールに貼るシールみたいな商品があったような気がします。そのぐらい、雨戸や窓の開け閉めが大変だった。 そこで、ガタピシとかギーとかいう音が雨戸や窓の開閉に使われていました。いまでは、木に代わりアルミサッシになっていますから、こうした擬音語は使われなくなりました。今の子どもたちが聞いたら、はてなマークの嵐でしょうね。 こうやって、考えてみると、この50年の間にずいぶんと環境が変わっていることに気づかされます。50年前、パソコンは、もちろん、電気で保温ができる炊飯器やポットなどもありませんでした(電子ジャーができたのが1972年らしいです)。電子レンジももちろんありません。 電話機は、黒電話が主流で、電話のベルといえば、リーン!でした。今のように電子音や音楽で着信を知らせるなどということはありませんでした。 急激な時代の変化によって、使っている機器の素材が変わったり、そのもの自体が無くなったりして、その機器の音を表す擬音語・擬態語が消えていったもしくは変わっていったのでしょう。 こうしてみると、時代の変化に伴って、使用される言葉が変化していくのは当たり前のことで、そうした言葉の遍歴を記録に留めていくことも必要なのかもしれません。 一万年も続いた縄文時代、文字というものが無かったために、その時代の記録が遺跡以外は残っていません。こうした空白を作らないためにも歴史を記録するということは必要だと思います。 電子書籍を使うようになってから、2年が経とうとしている。ソニーの電子書籍からキンドルに切り替えたのが昨年の12月。新刊本を読む他、今まで文庫本等の紙媒体で所持していた本のうち、採っておきたい本のみを電子版で再購入している。 今読み直しているのが、石田衣良著「池袋ウェストゲートパーク」シリーズ。シリーズ一作目は、1998年9月に発刊されている。 石田衣良氏は、ファッションを含めその時代の流行をさり気なく文の中に書き綴るのがうまい作家で、その時代に登場したIT技術や電子機器などが端々にちりばめられていたりする。 1998年というと、ウィンドウス98が登場した年で、記憶媒体は、フロッピーディスクからCDやMOディスクに切り替わりつつある時代だったと思う。記憶量の単位がキロバイトからメガバイトに変わったころだった。 ウィキペディアによると、1998年はレコードやカセットテープを含めたCDの売上げが最大になった年らしい。その後、CD不況へとまっしぐらに進んでいく。 しかし、15年経った今、「池袋ウェストゲートパーク1」に登場する言葉の中で、現在ではほとんど使われなくなったものが、いくつもある。PHS、テレビデオ、MDディスク、MOディスク等、機器そのものが姿を消したものがほとんどだ。 この頃は、持ち運べる形態プレイヤーである「ウォークマン」という商品の形状が現在とはかなり異なっていた。まだ、カセットテープを利用したもの、CDを利用するもの、そしてMDディスクを使用するものが並列であった気がする。いずれもモーターを利用したタイプで、かなりかさばるものだった。現在のものからは想像もつかない形をしていた。 逆に、今では当たり前のように使用されているのに、この頃、まだ実現できていない技術が違った形で登場している部分もある。マコトが仲間とやりとりするのに無線機を使用しているが、今なら携帯電話で、LINEやTwitter、そしてFacebookなどのSNSを使用すれば誰でも利用できる環境が整っている。 また、街の風景も今と若干異なっていて、ちょっと違和感を感じる部分もある。特に秋葉原の街は、あの頃と今ではかなり違っているように思える。 このように、この15年で、確実にそして、速度を上げて世の中は変化している。 1998年当時に15年前の本を読んだ場合と、いま15年前に書かれた本を読む場合で、前者よりも後者の方がかなり昔に書かれた本を読んだ気になってしまうのは、時代の変化のスピードが確実に速くなっているからなのだろう。 そして、使われなくなっていく言葉の数もそのスピードとともに加速して増え続けていくのかもしれない。  先週、ようやくルミックスフォーンのバーションアップ情報が届いた。なんと、最初の更新情報が流れて半年ほどかかっての更新だった。携帯事業を存続するかどうかの判断がその間にあったことは想像できるが、あまりにユーザーを無視した対応にあきれるばかりだ。メーカーであるパナソニックには、本当にがっかりした。また、それを許したドコモにも失望した。おそらくこういうことが積み重なってユーザー離れが起きていくのだと思う。さて、アンドロイド4.0にバージョンアップしてまず思うのは、バッテリーの持ちが格段に良くなっていること。バージョンアップ前は、半日しか持たなかったバッテリーが1日以上持つようになった。それと、WifiやBluetoothのオンオフが簡単にできるようになった。この点も好ましい変更点だ。この2点が改良されて、ようやく使えるようなスマートフォンになってきた感じがする。正直言うとソニーのXperiaから機種を変更したことに公開する日々が続いていたのだ。土曜日に、近くなのに一度も訪れたことがなかった西新井大使を訪問、久々にスマートフォンで写真を撮ってみた。でも、フェスブックにアップする方法というか、撮った写真を確認する方法がわからず、アップは断念。まだまだ使い切れていない…。 インターネットにこれだけたくさんの情報が流れている現在、その国らしさをきちんと考え、それを維持し、それを世界に発信していくことは難しくなっているのではないでしょうか。 最近、思っていることの一つが、著作権というのはそのうち機能しなくなると言うこと。現在のように誰でも発信できる時代は、同時期にたまたま同じ発想をして、それを発表するということが普通に起きる可能性があると思うのです。 ソーシャルネットワークなどで情報を各国の人と共有していれば、同じ情報源から同じような発想がもたらされても不思議ではないような気がします。母集団の数が多ければ多い程その可能性は高くなっていきます。 例えば、手紙などでやりとりする以外方法がなかった時代は、共有できる情報も限られ、地域が異なる場所でたまたま同じことを考えつく人が出てくると言うことは少なかったと思うのです。だから、ライプニッツとニュートンとの間に論争が起きた。でも、たまたま同じ発想をしたということもあり得ないことではないと思います。 母集団の数がとてつもなく大きくなり、そこに蓄積された情報がとてつもなく多く、多様である場合、正しい意見は自ずとある方向に向いていくような気がします。そうすると誰が発想したということではなく、当然そういう方向に向くということになり、その発想自体に独自性があるわけではないということが起きます。つまり、著作権の意味がなくなるということ。 話は、少し変わりますが、日本の独自性についても同様なことが起きうると思っています。発想そのものが世界と共有されはじめると発想自体が統一性というか、方向性を国単位ではなく、持つようになると思えるのです。 現在、コンピュータを使用した翻訳技術は、まだまだ未開発ですが、いずれ近い将来それも意識せずに使用出来るレベルにたどり着くと思います。そうなると、言葉を意識しないで情報を共有することが可能になってきます。 そうした時代に、その国の独自性を歴史の観点を除いて発揮するのは非常に難しくなるような気がします。もし、それを維持することが出来るとしたら、情報をきちんと母国語に翻訳し、母国語で考え、発想することが必要だと思います。 現代のように、なんでもカタカナにすることで済ますという翻訳を続けていると、本当の意味での日本の独自性を失いかねない気がします。  毎年、冬に最後まで使えきれないものがある。メンソレータムのリップスティック。人間50を過ぎると、どうしても冬肌が乾燥し、当然唇も乾き、ひび割れに見舞われる。そして、必須になるのがメンソレータムのリップスティックだ。しかし、このリップスティック、一冬ではまずなくならない。最後まで使い切ることなく捨てる羽目になる。考えてみると最後まで使えきれないものは、それ以外にもけっこうある。僕の場合、整髪料系が多い。日頃からつける習慣がなく、髪の毛の寝癖直しに使うぐらいが関の山のため、一年経ってもなくならないのだ。今はたばこを吸わなくなったので、これ以上増えることがないが、100円ライターも使えきれないものの代表だった。その残骸は、今でも部屋にまとめたかたちで存在している(捨てるためにする作業がめんどうだからだ)。風邪薬などの常備薬もその仲間かもしれない。必要なときに部屋になく、ふらふらになりながら薬局に買いに行くことは多々あるが、治ってしまえば、一年以上使わなくなるケースがほとんどだ(幸い毎年風邪をひくというほど頭がよくない)。すると使用期限が切れ、捨てる羽目になる。ものを大切に扱うべきなのは重々わかっているのだが、いかんともしがたい現実がそこにある。 春の嵐という言葉があります。4月下旬から5月上旬にかけて日本海上で台風並みに発達した低気圧がもたらすものすごく強い風と雨を伴った現象です。今年は、なぜか3月にこの春の嵐が訪れています。昨日を含め、これで3回程訪れたのではないでしょうか。春の嵐は、メイストリームとも呼ばれるそうです。それが3月に到来するというのは、何となく妙な気がします。気温も例年に比べ暖かくなるのが早く、関東でもすでに桜が咲き始めています。桜の開花というと3月末、もしくは4月の上旬というイメージがあるのですが、3月中旬というのも珍しい気がします。天気予報によると、今日の関東は23度ぐらいまで気温が上昇するそうです。5月上旬の陽気とか。やはり、昨日の嵐は、メイストリーム、春の嵐だったのでしょう。

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